戻るなら
一昨日、昨日とがっつり食った焼肉はそのまま俺の血と肉となり、萎えた身体と心を目覚めさせる。来るべき過酷な時代に引き締まっているためにエネルギーを採り、言葉を吐き出そう。
おいらは以前日系企業の駐在員をやっており、手前味噌だがまあそれなりの実績を挙げてもいたし、英語や中国語を含むスキルも高いほうだと思う。独立してからも、2度ほど「ウチに来ないか」との誘いを受けたが当時は自分のビジネスを軌道に乗せたいという一点の曇りもない目標があったので、丁寧にお断りしていた。
ところが例えば、今後そういった誘いをいただけたケースに遭遇した場合、引き受けるにしても断るにしても自分のスタンスをはっきり持っているほうがいい。そこで引き受ける条件を考えてみた。
まず第一に権限である。独立している状態から使われる立場に戻る場合、子会社の責任者か大組織の場合は部門責任者で入る。お互いにとってこれぐらいの取引でなければ意味のないことであろう。最終意思決定者と自分の間には第3者がいないことが最低条件である。
第二に地位。これは対外的な交渉をするためと社内的な調整をするために欠かせないツールである。子会社法人であれば代表者あるいは副代表者、本社ではマネージャー(課長)以上でなければならない。
繰り返すようだが地位と権限、これは仕事をするために必要なツールなのである。なぜ勤め人に戻るか、それはその会社の最大利益を狙うためである。真剣勝負をするためにはここは譲れないところでなのだ。
逆に報酬は最初から求める必要はないと考えている。前述の地位・権限と引き換えでも良い。例えば、一年目の給料は全部ストックオプションでもかまわない。自分のやった仕事の結果が悪く、その会社が存続不可能な状態であれば報酬ゼロも覚悟である。もちろんそんなことは望まないので、給料取りに戻るならそれくらいの緊張感を持ってやるという意味である。
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