激突!
オーストラリアをバイクで走っていたら、突然カンガルーが飛び出してきて、轢いてしまった。
足の骨を折ったらしく動けない様子、大きな動物とクラッシュしたのははじめてなので動転した。
(しかし、「袋の中の子供は大丈夫かな?おぉ、オスか。不幸中の幸い、幸い」などと冷静な部分もあった。)
どうしてよいかわからなかった。近づくと鼻息を荒くして威嚇してくる。しょうがないから行こうとすると「おい、俺をほっといて行っちゃうのか?」という目をする。
行くに行けず、立ち往生をしていると、車が一台来て止まった。
おっさんが降りてきて、
お「君が轢いたのか?いっそ殺してあげたほうがいいぞ」と。
龍「どうやって?」(”もしできたら、やってくれない?”と言う目でおっさんを見る。)
お「ちょっと、待ってろ」
とおっさんは道具箱の中からドライバーを出して、柄の部分でカンガルーの頭を叩きだした「カーン!、カーン!」。カンガルーは必死にもがく。
(龍「お、おっさん、それ痛いだけなんじゃ?」と心の中で思う)
ほどなく、おっさんもそう思ったらしく、少し間をおいて、
お「も、もっと、重いやつで・・・」
とバールを取り出す。
2発目の打撃でカンガルーは静かに目を閉じた。
急な飛び出しは本当によけきれない。今は子供が飛び出してきそうな路地ではトラウマ最徐行。動物で身をもって学べた。
カンガルー君に合掌。
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