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   <title>上海隠遁ビート！！！</title>
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   <title>真珠湾攻撃から６７年目の上海で</title>
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      久しぶりの練習で立ったグランドは身を刺すような寒気で覆われていた。野球は今や俺にとって週に１度の運動量を摂取する手段となっている。ランニングの後、体をほぐしてキャッチボールからトスバッティング、そして自分にとってのクライマックス、フリーバッティングに入る。１打席目はレフト前に痛烈なライナー、２打席目は三塁線に痛烈ライナー、少しタイミングが早かったので３打席目からは少し球を引き付けることを意識して三遊間を破る痛烈ゴロ、４打席目は引き付けすぎて当たり損ね、しかし落ちた位置はセカンドの頭の後ろ、５打席目会心の当たりはレフト柵越え、ピッチャーが変わって６～９打席目は凡打、最後の打席はセンター方向へライナー性の当たりであった。これでしばらく余韻に浸れる。

帰宅したあとは、２時から６時半まで昼寝、ハムや鶏をつまみでやりながら雪花ビールを２缶飲んでから晩飯。しばらく女房と一緒にテレビを見ていたら２４時ごろにソファーで寝入ってしまって、起きたのは４時半、ベッドに移り更に１０時半まで寝る。今ここで計算してみると、途中少し目が覚めていた時間を差し引いても１３時間は寝たようだ。どうも俺の体は、疲れた分きっちり睡眠で取り返さなければならないようにできているようだ。ほんの少しの睡眠で、活動をし続けることができるナポレオンや毛沢東、明石家さんまや佐藤優などの体質がある意味うらやましい。

夢に出てきたのは香港時代の上司、T橋さん。俺はこの人の下にいるとき、仲間内で呼んでいた取引先の担当者のあだ名入りのメールを本人にCCを入れたまま送ってしまったことがあった。そのことを夢の中でなじられた。俺は「そんな昔のことをいまだに言いやがって」という気持ちをこめてあてつけがましく土下座して謝る振りをした。頭を伏せているとT橋さんに右耳の中を舐められた。一度は頭をおこして「何をするんですか！」と言ったもののこんどは左耳の穴を舐められた。俺は抵抗しなかった。
      
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   <title>崖を見上げる</title>
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   <published>2008-12-06T11:36:05Z</published>
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      今日、夢を見た。俺は深い谷の底にいた。対面の岩山では大雨の後なのか、おびただしい量の水が滝のように落ちていた。その水は見たこともないようなものすごい量で、自分のいる位置からその岩山までは相当の距離があるにもかかわらず命の危険を感じるほどであった。俺は体を横たえた。見上げた頭上には何千メートルもあろうかと言う様な岩の壁だった。ずっと霧雨のようなものが降っており、俺の体濡らしていたので周りを見回すと、何人かの仲間が水を避けられるような場所で寝ていたので、俺はそっちのほうへ言った。

昔、よく見た夢で自分が崖または、高所にある人工物の上で身動きがとれず立ち往生すると言うものがあった。最近、見なくなったと思っていたら、昨日は奈落の底にいた。俺も落ちるところまで落ちたと言うことだろうか？

高所で立ち往生する夢はO田さんに話したことがある。O田さんは自身も夢にかかわる予知や暗示に興味があるようで、１ヶ月か２ヶ月に１度、一緒にメシを食うときには必ずと言っていいほど。「あの夢、最近見ますか？」と訊いて来る。今度会うときに、「崖の底にいましたよ」と言ったら何と言うだろうか？

水に関する夢もよく見る。以前よく見たのは津波の夢だ、しかしいつもなぜか自分が巻き込まれることはない。洪水の夢もたまに見る、つい最近見た夢では俺の地元に近い木更津の小さな川が氾濫していた。俺は人家の屋根の上でそれを見ていた。ニュースなどで見る洪水の水は黄土色に濁っているが、その夢であふれていた水はとても碧く澄んでいた。

遠い昔には、飛行機が墜落するところを地上で見ているという夢をよく見た。これは本当に多くて、夢を見ながら「今回は本物だ！」と思ったものだ。その後は慣れたのか、ある時期には夢を見ながらも、「またこの夢か」と思っていたものだ。ところが最近、久しぶりにこの夢も見た。２機の旅客機が空中に並んで静止していた。俺は地上からそれを見上げていた。昔、羽田空港近くの京浜島か城南島から見たような至近距離から見る大きな旅客機の姿だ。そのうちその２機は衝突して、地上に落下していった。
      
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   <title>おもしろくない体操競技</title>
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   <published>2008-08-30T03:31:28Z</published>
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   <summary>おもしろくない体操競技。 一時期、跳馬を片手だけを使って飛んだり、鉄棒の離れ業を...</summary>
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      おもしろくない体操競技。

一時期、跳馬を片手だけを使って飛んだり、鉄棒の離れ業を片手だけで演じたりすることが流行ったときがあった。あの時の体操は面白くなかったな。もちろん両手を使うより片手でいろいろな技をやるほうが難しいので高得点は出るが、技の内容は両手ではもうやらなくなった時代遅れの技や難易度の低い技ばかり。これでは見ているほうはつまらない。両手を使ってでもダイナミックな技が見たいものなのだ。

翻って、今回の北京オリンピックでの男子あん馬の技は見ごたえがあった。体操競技はしばらく見ない間に格段の進歩を遂げる。一昔前の演技と比べると雲泥の差だ。最近のトレンドは閉脚の旋回を駆使して馬端から馬端まで一気に高度な移動をしたり、下向き全転向連続と呼ばれる技のアレンジで派手さはないが体操をかじった人なら思わずうなるような演技が目白押しだ。しかし、これらの演技は素人にはあまり受けがよくない。それよりも一昔前に流行ったトーマス旋回を駆使した演技のほうが、体操競技をやったことがない一般の観衆にはうける。確かに大開脚でダイナミックな演技のほうがインパクトが強く、見栄えがするので無理もないが本当に難しいのはしっかりとした閉脚の旋回でこなす技に多いのだ。
      
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   <title>空を飛びたい</title>
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   <published>2008-08-28T15:48:53Z</published>
   <updated>2008-08-29T15:50:14Z</updated>
   
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      アドバルーンを使ったら人は空を飛べるのだろうか？いや飛べなくてもアドバルーンを背負って、高所から飛び降りてもゆっくり着地できるのであれば結構面白いのではないか。圧縮の水素（危険）とか、ヘリウムガスをつめたポンプを背中に背負って、スイッチを押せば一瞬でアドバルーンが膨らむようなことができたらぜひやってみたい。バンジージャンプの次代を担うアトラクションとしても人気が出るかもしれない。

しかし空を飛ぶというのは夢だ。軽飛行機やヘリコプターを操縦して空を飛ぶというのは十分可能だけど、できるだけ生身に近い形で飛べればすばらしい。ハンググライダーやパラグライダーはかなりいいところまで行っているが、風に左右されて自分の飛びたいところを飛べなそうな面が少し物足りない。（おいらは乗ったことはないが）モーターパラグライダーになるかなり自分の飛行をコントロールできるのではと思う。もう少し稼ぎがよくなり、余裕が出てきたらぜひやってみたい。

この文章を書きながらできるだけ生身で飛べる方法をネットで探していたらウィングスーツというものがあった。「トゥームレイダー２」でアンジェリーナジョリーが香港のIFCの屋上からダイビングしてムササビみたいに滑空した場面があったが、なるほど本当にああいうことができるんだなぁ。WingsuitsとYoutubeで検索すれば、見ているだけで足がすくむクレイジーな滑空のビデオがいくらでも出てくる。（生身で飛ぶことにあこがれている割には、高所にのぼるとすぐに足がすくむのだ。おいらは本当に飛べるのか？）まあ、Wingsuitsはどちらかと言うとスカイダイビングの自由落下よりはいくらか滑空しているといった感じでまだ落ちている要素の方が大きい。結局、最後はパラシュートを使わなきゃ着地できないしね。

１９８４年のロスアンジェルスオリンピックの開会式で出てきた背嚢型のジェットは２０年ぐらいで実用化されると思ったが。２００８年の今になってもどこで発売されたという話は聞かない。あれがあればベストなんだけどなぁ。
      
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   <title>バブル</title>
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   <published>2008-08-27T16:29:30Z</published>
   <updated>2008-08-28T16:32:24Z</updated>
   
   <summary>バブル、バイトの口には事欠かなかった。 バブル、やたらとえらそうな奴が多かった。...</summary>
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      バブル、バイトの口には事欠かなかった。

バブル、やたらとえらそうな奴が多かった。

バブル、いつも晴れていたような気がする。

バブル、私をスキーに連れてって。

バブル、青函連絡船とミツバチ族。

バブル、貸しレコードとレンタルビデオ。

バブル、団塊ジュニアはなまいきなガキ。

バブル、ワンレンボディコンとDCブランド。

バブル、入り口昭和出口平成。

バブル、そして日本は転がり落ちた・・・




      
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   <title>株取引</title>
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   <published>2008-08-26T15:03:01Z</published>
   <updated>2008-08-28T16:32:24Z</updated>
   
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      はじめて投資を始めたのは１９９９年３月のことだった。野村證券の窓口で投資信託を３本と日経３００上場投資信託（そのころはETFと呼ばなかったような気がするが）を１０００株買った。それ以来取引は現物株だけだったが、今でも思い出したように売り買いは続けている。今日は２００１年と２００３年から持っていたオリエンタルランドを売った。２００１年に買った分は７１５０円で１００株、２００３年に買った分は５７００円で１００株だった。２００１年購入分の買値を超えたのはたしかこれまでにたしか２度ほど、それでも最高値は１００００円近くまでいったが、買ってすぐのことだったので欲が出て売りそびれた。それから８０００円には二度と戻らなかった。２００３年購入分の買値をこれまで下回った時期はごくわずかだった。今日７０７０円で売ったので最初に買った分はちょっと損が出たが、トータルでは１２万円ぐらいのプラスだった。このオリエンタルランドの株主優待はディズニーランドの招待券なので甥や姪にプレゼントしてずいぶん喜んでもらったものだ。この株はおいらがはじめて買う前に１２０００円の最高値をつけている、そこで買ってまだ塩漬けにしている人もいるだろうから、利益が出ただけで恩の字か。

その後、換金した金でスミダコーポレーション（６８１７）を５００株１００７円で買った。この株との付き合いはオリエンタルランドよりも長く、最初に買ったのはこの会社がスミダ電機と呼ばれていた１９９９年１１月だった。ちなみにこの株はおいらが始めて利益を確定した株でいいイメージを持ってしまった、それがいけなかったのかもしれない。最初に買ったのが４４７０円で売ったのが５０００円だったので、４２００円で再び買いを入れた。しばらくは安定していたのだが、２００１ごろから下がり始めた。それでも反転することを信じて、２５００円当たりで厚くナンピンを入れた。それでも下がり続け、つい今月は業績の下方修正でストップ安の下げを記録した。現在、PERは6.7倍、PBRは0.69倍である、計算上買収して資産をすべて売っぱらうだけで４０％は利益が出る。これはさすがに安すぎるだろうということで、最低限１０００円以下でとどまることはなかろうということでナンピンを入れたのだ。どうなることやら。それからこの会社は株式の分割を何度かやってきた。今、俺の手元には９３株の端株がある。こんなに低迷してるんじゃ次の分割は望めないし、どうしてくれんだ、この半端な株は！
      
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   <title>落ちるところまで堕ちれば</title>
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   <published>2008-08-26T04:23:51Z</published>
   <updated>2008-08-28T16:32:24Z</updated>
   
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      落ちるところまで堕ちれば他人の不幸を喜ぶぐらいしか楽しみがない。落ちるところまで堕ちれば幸せのハードルが下がるから、ちょっとしたことでも喜べるようになり却って豊かな人生を送れる。落ちるところまで堕ちれば落ちる前の自分がなんて傲慢で無知だったかがわかる。落ちるところまで堕ちた奴は堕ちたらどうなるかを知っているから、堕ちることに対するむやみな恐怖を持っていない。落ちるところまで堕ちるなら早いほうがいい。落ちるところまで堕ちた奴は大概なことではパニックを起こさない。落ちるところまで堕ちて這い上がって来た奴にはかなわない。落ちるところまで堕ちれば落ち着ける。だってもう慌てたってしょうがねーし。
      
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   <title>ミチコの天然</title>
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   <published>2008-08-24T17:10:51Z</published>
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      太田と和夫が太田の家の居間でビールを飲みながら話をしている。ミチコは居間の隣にある台所で食事を作っている。ミチコの位置からは２人の話し声がよく聞こえる。

太田「和夫んとこは何人兄弟？」

和夫「姉が一人居ます」

太田「へえ、お姉さんは何の仕事やってんの？」

和夫「めずらしい仕事なんですけど、調律師をやってるんですよ」

それを聞いたミチコは興奮した声で、

ミチコ「犬の！？ねえ犬の？」

２人一瞬、沈黙のあと。太田しょうがねえなというような口調で。

太田「お前、それ・・・ばかやろう（笑）」

和夫「ピアノのです」

ミチコ「えっ、あ、そうか」
      
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   <title>前略、星野仙一様</title>
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   <published>2008-08-24T10:15:04Z</published>
   <updated>2008-08-28T16:32:24Z</updated>
   
   <summary>前略、星野仙一様。 北京オリンピックで指揮、ご苦労様でした。 私はあなたの大学の...</summary>
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      前略、星野仙一様。

北京オリンピックで指揮、ご苦労様でした。

私はあなたの大学の後輩で、少年のころから勝利への闘志をむき出しにして戦うあなたの野球が好きです。だから今回のあなたのいろいろな言葉に少々がっかりしております。これらの言葉の前後の文脈は知りませんが、恐れながら苦言を呈させていただきます。誤解のないように言っておくと、北京オリンピックでメダル無しに終わった代表チームには心からご苦労様と言いたい。大事なシーズンの途中に貴重な選手を供出してくれた各チームにもありがとうと言いたい。勝ちたくて、勝ちたくて一生懸命やって、でも負けた。これは間違いないことだから。

「皆さんの期待にこたえられずに申し訳なく思う。ただ日本は決して弱くない。ベストな状態に持っていけなかった私に責任がある。ここにいる仲間、選手に『申し訳ない』と言わせてしまった私は本当に情けない」

&gt;いや、選手にも責任があります。反町監督もあなたも選手をかばい過ぎた発言、実際にはプレーしない自分に全責任があると言う発言はかえって歯がうきます。

「強いものが勝つんじゃなくて、勝ったものが強いんだと感じた大会だった。この９試合が１シーズンに感じた」

&gt;いや、日本は強くなかった。だから４勝５敗なんです。メダルを取ったチームはすべての日本との試合には勝っています。アメリカと韓国は２度までも勝っています。つまらない屁理屈はこねないで欲しい。

「ファンに期待をもたせた。でもそれを裏切ったわけだし、それを受けるのはオレ１人だ。こんな幸せなことはない」

&gt;”それを受けるのはオレ１人だ”、いえそれを決めるのはあなたではありません。”こんな幸せなことはない”、・・・意味不明です。

「日本はすぐにたたきにかかる。そんなことをしたら若い人が夢を語れなくなる。たたくのは時間が止まってる人間だろう」

&gt;今回のあなたはやはり選手をかばいすぎ、甘やかしすぎでは？選手をたたいて強くするのがあなたの野球と理解しておりましたが残念です。

「あらゆる意味で選手がかわいそう。ストライクゾーンは、他の世界でやっている感じだった。プロが出る大会ならプロの審判にしてもらわないと」

&gt;自分達に慣れ親しんだ条件がそろわないと勝てないならプロとは言えないと思います。

「早朝野球じゃあるまいし、ウチの選手は、午前１０時半開始の試合なんて経験したことがないやろ」

&gt;繰り返しますが、自分達に慣れ親しんだ条件がそろわないと勝てないならプロとは言えないと思います。他のチームは１０時半から試合に慣れていると思いますか？少なくともプロ選手が出場している韓国や台湾はそんなことないと思いますよ。


      
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   <title>口パク包囲網</title>
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   <published>2008-08-23T05:01:31Z</published>
   <updated>2008-08-28T16:32:25Z</updated>
   
   <summary>「口パク少女」というのが話題になっている。北京オリンピックの開会式で独唱した少女...</summary>
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      「口パク少女」というのが話題になっている。北京オリンピックの開会式で独唱した少女は実際には歌っておらず、背後で流れる録音済みの歌声に合わせて口パクをしていただけとのことである。日本を含め、外国メディアはかなり大々的に取り上げて問題視しているようだが、どういう意図をもって報道しているかが重要である。

容姿の優れた女の子を表に立たせて、声の優れた歌を背後で流すと言う演出自体は取り立てて批判にさらすべきものでもないだろう。「口パク」という行為を禁じる国際法もないしコンサートと違って観客は女の子の歌を聴くためだけに高い入場料を払ったわけでもないだろう、「美しい少女の美しい歌声に感動したのに裏切られた」と思う人もいるかもしれないが、逆に容姿か歌声のどちらか一人の女の子だけを使えば、「あの子かわいかったけど、歌はいまいちだったね」とか「歌はうまいけど・・・」みたいな批判もでてきたかもしれない。

この事件とその後の報道のポイントはやはり中国に対する政治的けん制だろう。ここ２０年で急激に国力をつけ、平和の祭典オリンピックを開催することでスーパーパワーをもつ超大国というイメージを獲得しようとしている新興国が必要以上に増長しないように重箱の隅にあるような些細な出来事をさも大問題でも起こったように取り上げて、負のイメージをもって調整しようとしているのだ。「口パクだったなんて、さすが偽物大国だ。中国はまだまだ先進国と呼ぶには時期尚早だな」と。

こういういやらしい政治的手法は効果的である。いま海外のみならず、中国国内においてもこの「口パク問題」で賛否両論に割れており、その是非についての議論がかまびすしい。アメリカの報道機関などがこの「口パク問題」をたきつける急先鋒だろうが、元はといえば今槍玉に上がっている当の中国自体、こういうやり方の本家本元だ。そしてこういうやり方は日本のもっとも不得意とする分野であり、今後の国益を守るためこの機に充分に学んでもらいたい。おいらも学ぶ。
      
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   <title>事業とはすべからく</title>
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   <published>2008-08-21T05:13:34Z</published>
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   <summary>今朝タクシーを待っていたが、なかなか来なかったのでイライラしていた。普段は２～３...</summary>
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      今朝タクシーを待っていたが、なかなか来なかったのでイライラしていた。普段は２～３分も待てばだいたいつかまるのだが、今日は５分以上も待たされた。８月下旬、上海は例によって相当暑かったのでそれも原因だったのだと思うが、思わず「今日はついてねえな」と思ってしまった。

「いつもは拾えてもいいはずなのに、どうしてまだ空車が来ないのか？」という不満は、しかし考えてみれば、こちらの勝手な感情である。おいらがいつもタクシー拾う場所には今日のその時間には空車が少なかったのが現実であって、おいらがイライラしたりついていないと思ってもそれは誰にも関係ないし、その現実にもなんの影響も与えない。早くタクシーを拾いたければ、空車がたくさん居る場所、例えばホテルとか、に行けばいいのである。それをせずに自分ができるだけやりやすい方法で楽をした行動をしておいて、この場合は家のすぐ近くの路上でタクシーを待つこと、その結果がよくなかったからと言って腹を立てるのは実に滑稽だ。

ビジネスにも同じようなことが言える。自分のやりたい仕事をやるという感覚で、独立して事業を始める人は同じような滑稽さにはまることが多い。そのような人は往々にして、努力家で血のにじむような思いをして仕事に取り組み失敗する。そして「あんなにがんばったのに・・・」と嘆くことになる。しかし大抵の場合そんな仕事は、世の中から求められていないのである。血を吐いてがんばろうがどうしようが、その事業が消費者から必要とされていないという現実にしてみれば関係のないことなのである。

「がんばったから、努力したから神様どうか私のビジネスを成功させてくだい」などと言う気持ちを持ってはいけないのだ。ビジネスはすべからく、世の中の需要を把握してそれを埋めるために自分の思考や行動を投入するもの。炎天下の中、空車の少ない路上でタクシーを待つような仕事をしてはいけない。空車がなければ、ホテルに拾いに行かなければならないのだ。
      
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   <title>３シーン</title>
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   <published>2008-08-19T17:12:03Z</published>
   <updated>2008-08-28T16:32:25Z</updated>
   
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      [シーン１]

休み時間、学校のトイレ、宮田と林田が並んで用を足している。

宮田「でさあ、そのパチンコ屋の社長が従業員とバイトを一列に並ばせて言うわけよ。」

林田「なんて？」

宮田「”なにが大学生だ。おれは大学の学歴なんてものはまったく評価してねえぞ。東京大学、早稲田大学、東洋大学・・・”」（すこし笑い声を含みながら言う）

林田「なんでいきなり東洋大学なんだよ？」

宮田「いやバイトの中に一人、東洋大学の学生がいて。完全に当てつけてんの」

佐々木が途中でファスナーをあけて、一物を出しながらトイレに入ってくる。（股間にはモザイクを当てる）宮田と林田の二人は佐々木のほうを見て一瞬沈黙する。

林田「佐々木、おまえ出すのはええよ」

[シーン２]

社員旅行の夜、ホテルでの宴会。朽木が舞台の上でもだえ苦しんでいる。そこに先輩の花村が駆け込んでくる。苦しんでいる朽木を抱き起こして訊く。

花村「どうしたんだ、朽木。何があったんだ？」

朽木、苦しんでうめくだけ。

花村「朽木、何を苦しんでいるんだ。朽木」

朽木、やっとの思いで口を開いて。

朽木「き、給料が安い・・・」

社員達の爆笑の声。社長と専務と常務は一見笑っているが、実は目が笑っていない。

[シーン３]

冬のハルピンのバスの中で旅行者と地元の人の会話。

旅行者「寒いですね。今日は何度ぐらいですかね？」

地元の人「大体２０度ぐらいでしょう」

旅行者、一瞬沈黙して聞き返す。

旅行者「それはマイナスですか？」

地元の人、あきれた顔で言う。

地元の人「あたりめえだ。冬のハルピンにプラスなんてねえよ」



      
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   <title>キッズリターン</title>
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   <published>2008-08-18T18:25:24Z</published>
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      北野武が監督をした１３作のうち出演をしていない３作の１つである。この映画に出てくる若者はみんながんばっている、ボクシングでチャンピオンをめざす慎次とやくざでトップをめざそうとするマサルという主人公の２人以外にも、好きな女性に振り向いてもらうために彼女が働いている喫茶店に毎日通う男、漫才師をめざす２人・・・。

慎次のマサルのそれぞれのフィールドでは才能を持っていた。しかし慎次は新人王は取ったもののその後落ちぶれた先輩に足を引っ張られ、マサルは持って生まれた侠気で短時間のうちに幹部にまで上って行くが、その侠気が行きすぎ巨大な力にひねりつぶされてしまう。ウェイトレスの女性を一途に思いつづけている少年は才はないもののその純真な努力の結果彼女と結婚するが、結局は現実社会に押しつぶされるように勤務中の事故で死んでしまう。

それぞれが夢と希望を持ち、努力をして、皆そこそこいいところまでは行くが結局はいろいろな要因で挫折する。ただ漫才師をめざす２人だけが成功の階段を上ってゆく。この映画で描かれているのは悲しいまでに成功する人間はほんの一握りだという現実だ。

      
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   <title>マグマの胎動</title>
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   <published>2008-08-18T11:44:30Z</published>
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      １９９５年に中国に来て以来この国、とくにおいらが大半を過ごしていた上海はこれまでの間、目覚しい発展を遂げ、おおかたの人は豊かになった。しかし、その発展も広い中国から見ればほんの一部の地域なのであろう。おそらく、８～９割の人々の暮らしはこの１０年間ほとんど向上していないのではないか。上海や今オリンピックを開催してこの世の春を謳歌している北京などに居るとなかなか気づかないが、毎日の報道を細かく見ているとこれほどデモや暴動が多いものかと驚くばかりだ。

人は本来、暴力のなかに身をおくよりは平和に暮らすことを望む。少しぐらい生活が苦しくても、暗い気持ちで生きていたってつまらないのを知っているから、明るく生きることを好むはずだ。当局に目をつけられれば命の保障でさえおぼつかないこの国において、デモや暴動に走るというのはよほど耐え難い状況に置かれているからにほかならないはずだ。また人間は他人のとの格差や本来の位置から下降するとききに耐えがたい苦痛を感じる傾向にある。資本主義は富めるものをますます富ませ、貧しきものをおいてけぼりにする悪しき本能を備えているが、中国においてはその傾向がほぼ純化した状態で起こっている。むろん、中国は政治体制で都合のいいところややむを得ないところはいまだに社会主義体制だが、経済の実態については現在ほぼ資本主義の優等生とも言えるべき状態なのである。いわんや、この国は近いうちにおびただしい数の貧民の中にたまった不満のマグマの胎動に耐えられなくなるときが来るであろう。
      
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   <title>他力本願の構造</title>
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   <published>2008-08-16T03:31:59Z</published>
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      今回の北京オリンピックで異様に日本のメダル獲得状況を気にしている自分に気づいた。一日の競技の予定を詳細にチェックし、日本の選手がメダルを獲得できそうな種目を探して、その結果を楽しみにしている。期待していた種目でメダルを逃すとひどくがっかりした気持ちになり、時には「なんだよ、ちきちょう」などと自然に声が出てしまう。

思い返してみると以前はそんなことは無かった。たしかに日本の選手が金メダルでも獲得するとうれしいのはうれしかったが、前もって日程をチェックして結果が出るのを待っていたりしなかった。ましてやもちろん声はとどかないとは言え、期待が裏切られたからと選手に対して不満を言うなどとは・・・血反吐を吐くような思いで精進しオリンピックに臨み、誰よりも勝ちたいと思っている人は当の選手であることはまちがいないのにも関わらず。

２０～３０代のころは自分の前途がまだまだ豊富だったので、自分に眠っているいつか開花するはずの能力への期待が大きくそういう結果に関心が薄かったのだろう。４０を過ぎてさすがに自分の限界を感じている今、せめて自分が所属あるいは支持しているグループ（国家）が優れていることを感じていたいのかもしれない。

サポートしているチームに熱狂し、ときに暴動までおこすヨーロッパのフーリガンは低所得者層で現実社会では救いのない生活環境の中で暮らしていると言われる。日本のプロ野球で口汚い野次をとばしているファンたちも同じようなものだろう。そして今、自分もだんだんそうなってきているのかもしれない。
      
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